一世を風靡したKー1グランプリ、初代王者のブランコ・シカティック氏が亡くなりました。
シカティック氏は初代王者だけでなく、あのアーネスト・ホーストを強烈な右ストレートでKO勝ちした選手です。
シカティックのパンチは石で殴られているような感じで強烈だそうです。
引退後の活動に関して、Yahooニュースによると
引退後は、クロアチアにジムを開設。さらに要人を警護する警備会社を経営しているほか、格闘技イベントを開催していたが、2018年に肺塞栓症および敗血症のために入院。クロアチアの有志たちによって入院費を援助する募金活動が行われていたが、その後、パーキンソン病を発症していたという。ドージョーチャクリキジャパンの関係者によると、最期はクロアチアのソリンの自宅で家族に看取られて65年間の生涯を閉じたという。
出典:Yahooニュース
ここでは有名なアーネスト戦以外にもいくつか試合を紹介します。
対アーネスト・ホースト戦
このアーネスト戦は、後々Kー1グランプリでもたびたび流れる超有名な動画です。
有名なアーネスト戦はこちら。
1993年4月30日に代々木第一体育館で行われた試合です。
今見ても強烈な右ストレートです!!
ブランコ・シカティックvsアーネスト・ホースト 3(1994年)
3度目の試合はシカティックの引退試合。
この時シカティックは既に40歳だったが、引退の理由は体力の衰えなどではなく、当時続いていたクロアチア独立戦争に参加するため。「石の拳」が「伝説の拳」となった一戦。 pic.twitter.com/XZ8CoUPfIT
— ノドイタイ (@_nodoitaidesu) December 16, 2019
ブランコ・シカティックvsアーネスト・ホースト 2(1993年)
2度目の対戦は初代k-1GP決勝戦
シカティックはU-COSMOS出場で日本で知名度のあったチャンプアと日本のエース佐竹を、
ホーストは優勝大本命のアーツとスミスを下し、当時日本で無名だった2人が勝ち上がる波乱
そして衝撃のKOが大会を締め括る pic.twitter.com/Coh66qFT0F— ノドイタイ (@_nodoitaidesu) December 16, 2019
あのミスターパーフェクトでも、同じ相手に二度もキレイにKO負け食らわされたのはシカティックしかいませんでしたね。
— ビールがガソリン (@twistshout6) December 16, 2019
対アンディ・フグ戦
対マイクベルナルド戦
対ムサシ戦
まとめ
一世を風靡したKー1グランプリ、初代王者のブランコ・シカティック氏が亡くなりました。
今見ても気持ちの良いKOです。
初代K-1王者だけでなく、このアーネストホースト戦でのKOがあったからこそK-1ブームがあったと言っても良いと思います。
ご冥福をお祈りいたします。