今回はその他頭にFの文字が付くエラーについて見てみよう。
三菱製品のファンヒーターでF2エラーについて以前説明しました。(三菱電機のファンヒーター F2の故障についてを参照)
今回はその他のF系のエラーについて見ていきます。
三菱電機製ファンヒーターF系のエラーについて
FLエラー
F2の他のF系のエラーとして、「FL」エラーがあります。
例えばKD-258Vと言う型番でFLエラーが出た方がいらっしゃるようです。
FLエラーは、フレームロッドの異常検知により発生します。
フレームロッドと言うのは、燃焼バーナー部分にあるL字型の部品のことです。
このフレームロッドは、火炎検知器の役割で火が付いているかチェックする機能を持っています。
灯油がバーナーに送られているにも関わらず、着火反応がないと異常燃焼として検知されるようです。
F0エラー
電源を入れると「F0」エラーと表示される。
F0エラーが表示されて、ヒーターが動作しないため説明書では電源プラグを抜いて再度点火するようにとあります。
F0エラーは燃焼用のファンモーターが原因のエラーになります。
モーターの回転数が落ちている場合や、モーターのグリースが劣化が考えられます。
回転数が落ちる原因として、基板の劣化や滅多にないですがファンの羽の変形によることもあるそうです。
自分で調べたいと思う方もいるかもしれませんが、分解は危険ですので三菱電機の修理受付センターへ連絡することをおススメします。
三菱電機のファンヒーターの修繕について
石油ファンヒーターはそれ自体が高い商品ではないと言うことと、三菱電機、松下電器はファンヒーターから撤退しているのを考えると、新しい石油ファンヒーターを購入することをおススメするよ。
撤退してしまった製品に修繕代を払うよりも、撤退していない新しい製品を購入する方が長持ちすると思うよ。
ファンヒーターが故障して修繕する場合、部品の交換費用が約5000円から8000円程度と言われています。
故障部分の部品代により変わってきますので、だいたい1万円から2万円くらいの間で考えておくと良いと思います。
石油ファンヒーターは火を扱う製品なので、異常を感じたら修繕受付センターへ連絡することをおススメします。
三菱電機修理受付センター
- 電話でのお問い合わせ
フリーダイヤル:0120-56-8634
有料:0670-01-8634 - FAXでのお問い合わせ
有料:0570-03-8634 - インターネットによるお問い合わせ
空メール送信先:fc8634@melsc.jp
※インターネットの問い合わせ方法
- 上記空メール送信先へ空メールを送信する。
- 返信メールに記載されているリンクにアクセスして、受付フォームに修理依頼を記載して送信する。
- 受付センターより訪問日時に関して電話がくる。
- 電話で打ち合わせたらあとは当日を待つだけ。
ただし、三菱電機は家庭用石油ファンヒーターから撤退していますので、修繕が出来ない場合があると思います。
修繕できたとしても、撤退した製品にお金を使うより新しく購入する方が良いと思います。
有名なコロナの石油ストーブでも1万円くらいでも販売されていますので、三菱電機製のファンヒーターでエラーがある場合は、買換えをおススメ致します。
ちなみに松下電器産業も石油ファンヒーターから撤退しているので、三菱電機だけでなく、松下電器のヒーターでも不具合が出た場合は買換えをおススメします。
撤退した三菱電機・松下電器製品のファンヒーターの故障なら、新しいファンヒーターに買い替えがおススメ